知恵を絞り、製品の生産性を
向上させる。
自分の提案で、工場が大きく変わる。

生産技術職
生産技術部 重合チーム
S.W.
理工学研究科修了
2009年4月入社


大学院では環境工学を専攻。就職活動では化学メーカーを志望し、大企業と違ってアットホームな雰囲気を持ったテクノUMGに惹かれて入社。実際に社内の風通しはきわめて良く、人間関係でストレスを感じることはまったくないとのこと。現在、6歳と4歳の二児の父親。

製品の生産量をアップさせるには?
障害となる問題を探り、解決していく。

生産技術に携わる私たちの一番のミッションは、品質の良い製品を低コストで作り出す方法を確立し、工場の生産性を向上させていくこと。ある製品の生産量を上げたいと考えた時は、何が障害になっているのかを調査し、たとえば「この設備の能力が足りないから品質を確保できない」と判明すれば、設備保全のチームとも連携しながら、設備を更新するためにはいくら投資が必要なのか、また投資に見合う生産性が実現できるのかなど検討し、計画を立てていくところからプロジェクトを担っていきます。新しい設備を工場に入れる場合は、実際にテストを行って生産を立ち上げていくところまで関わっていく。工場全体に大きな影響を与えるポジションであり、取り組み次第で生産能力が大きく変わるため、責任はとても大きいのですが、それだけにやりがいのある仕事です。

社内の各部門のさまざまな専門家と
力を合わせて、新製品を工場に導入。

新製品が開発された際、それをいかに工場に導入するかを考えて実行していくことも、生産技術職の重要な役割です。私は入社以来、生産技術のなかでも重合のプロセスを担当していますが、最近は重合関係の新製品の開発が活発に進められており、忙しい毎日を送っています。新製品の導入では、新たな設備を作らなければならない時もあれば、既存の設備を使って新しい材料をうまく入れれば対応できるケースもある。目標を達成するにあたって何が問題なのかをきちんと見極める能力と、それを研究開発部門や設備保全部門、製造部門などの社内のさまざまな専門家の力を集めて解決していく能力が求められます。さまざまな人と関わることで視野が広がり、技術者としての自分のレベルもどんどん高くなっていく。常にそう実感できることも、この仕事の面白さです。

会社全体のチームワークが良い。
それがテクノUMGの大きな強み。

当社は部門間の横のつながりが強く、それが会社としての強みになっていると感じています。何か工場でトラブルが起こった時は、いろんな部門のスタッフがすぐに駆けつけ、みんなで協力しながら問題を一気に解決していく。とてもチームワークが良く、こうした風土だからこそ質の高い製品づくりが生まれるのだと思っています。生産技術の醍醐味は、自分が提案したことで工場に変化を起こしていけること。私はつい最近、入社以来10年近く在籍していた広島県の大竹工場から山口県の宇部工場に異動し、また新しいキャリアをスタートさせたところです。工場によって製品が違うので勉強しなければならないことも多いのですが、逆に大竹工場で得た経験を宇部工場にも展開し、テクノUMGのものづくりをいっそう進化させていくことに貢献したいと考えています。

Scheduleある一日のスケジュール

8:30

出社、チームミーティング

9:00

担当する生産ラインで出向き、状況を確認

10:00

現場が抱えている課題に対して解決策を指示

12:00

昼食・休憩

13:00

工場で発生したトラブルの原因を過去の資料などから調査

17:30

調査資料をまとめ、上司に報告した後に退社

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